マジックファンなら誰もが聞いたことのある
“マジックキャッスル”。
「でも詳しいことはよく知らない」
という人も多いのではないでしょうか。
私もそんな1人です。
マジックキャッスルの公式サイトは
小さな文字で書かれた英文がギッシリ並んでいる上に
黒い背景に白の文字で、ずっと眺めていると目がチカチカしてきますよね。
翻訳業をしている私でさえ読む気にならなかったのですが、
ようやく重い腰を上げることにしました。
それでは、
いっぺんに見ていくのは大変なので、少ーしずつ…
こちらが公式サイトです。
http://magiccastle.com/
まずはAbout The Castleのページから始めてみました。
要点だけまとめます。
- マジックキャッスルとは、アカデミー・オブ・マジカルアーツ(以下、アカデミーと省略)のプライベート・クラブハウスである。
つまり、会員になることによってアカデミーの一員になるわけですね。
- アカデミーはマジックの発展に専念する協会で、芸術、娯楽、趣味としてのマジックの歴史を広く一般社会に紹介することを目的とする。
- 最初は150人だったが、今では5000人近くの会員を持つ世界的に有名な協会となった。
アカデミーは、いわば世界的に有名な「マジック振興協会」といった感じでしょうか。
さて、ここからは建物の歴史です。
- 1909年、銀行家であり不動産業界の大物でもあったローリン・B・レーンが個人の邸宅として建てた。彼はハリウッドの土地のほとんどを所有していて、ハリウッドをオレンジ果樹園、農場、牧場にするのが夢だったが、干ばつのせいで断念。
- 1940年代にレーン一家が引っ越した後、内部が改装されて数家族が住める家となる。その後は老人ホームになったり、小さな部屋が迷路のように並ぶアパートになったり。
- 1960年、ミルト・ラーセンがレーン邸のオーナーであるトーマス・グローヴァーに会いにいく。ミルトは当時の大人気テレビ番組「トゥルース・オア・コンシークエンシーズ」の放送作家だった。彼の父は有名なマジシャンのウィリアム・ラーセン・シニア。彼の夢は、マジシャンのための優雅なプライベートクラブを建てることだった。
この時にミルトとトーマスの間で交わされた詳しい交渉内容までは分かりませんが、
建物を所有しているのは今でもグローヴァー家だと思います。…多分。
- 1961年9月、荒れ果てた大邸宅の復元に着工。何ヶ月もの大変な作業を経て、当時の見事なビクトリア調建築がよみがえった。
- マジックキャッスルが初めてオープンしたのは1963年1月2日午後5時。40年以上経った今、アカデミーとその招待客の“家”として、世界的に有名になった。
About The Castleのページは、ざっとこんな感じです。
もっと詳しい内容が知りたい方には、こちらをおすすめします。
http://www.hkgc.jp/backnumber_11.html